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ダ・ヴィンチ9月号

を、ここ2、3日ずっと心待ちにしておりました★
昨日ももう出てないかな~って見たし、
今日もバイト始まって一番に買いました。

しかし実は毎号買っているというわけではなく、
興味のある特集が載っているときだけ買って、
あとは立ち読みで済ませます。
なんかスミマセン…(-_-;)
あっでも1月号は買います!
「BOOK OF THE YEAR」という特集目当てで♪

そうそう、ダ・ヴィンチはバックナンバーが結構揃ってるのが嬉しい。
当時話題になった人や作品に今自分がハマったときかなり便利っていうか感激もの!
インタビューとか作品紹介とかいろんな記事が今になっても読めるんだから!!
あら、結構マニアっぽい意見になっちゃったかしら(笑)

さてさてこの9月号の特集は「ライトノベル」です。
私はこういうジャンルだから読まないというのはあまりなくて、
内容的に自分が好きか嫌いかで読むか読まないかを決めるので
ライトノベルだから読まないなんてことはありません。
漫画読むので挿絵とか表紙とか全然気にならないし。
あっでも行き過ぎはダメです…ネコ耳とか萌え系とかちょっとエロ系とか(笑)

むしろ自分でお金出してまで本が読みたくなったきっかけが深沢美潮さんの「フォーチュン・クエスト」というライトノベルなので、ライトノベルには特別思い入れが。
「フォーチュン・クエスト」、今でも好きです!
出会ったのが小学生の頃だったのでもはや10年ほどのお付き合いになります。
まだ続いてるのでこれからも楽しみに心待ちにしています。
そうそう、これを機に私のファンタジー好きが高まったのかも。
以後ファンタジー系ライトノベルはたくさん読んだけど、
結局昔から読んでるのは深沢美潮さんだけです。
その深沢美潮さん、ファンタジーだけじゃなくて青春モノやミステリー、最近では児童書なんかでもご活躍してます。
この方の書かれる本は本当に文章が読みやすく、その情景がありありと想像できます。
特に「フォーチュン・クエスト」は主人公に共感できるから、苦しかったり辛い状況を主人公と一緒になって乗り越えて成長できた、そんな気分になります。

それにしてもなぜ私が「今」ライトノベルに興味を持っているのか。
それは最近「まるマ」シリーズにハマったから。
(「まるマ」=喬林知さんの「今日からマのつく自由業!」を始めとするシリーズの略称)
深沢美潮さん以来です、こんなにハマったのは。
第2のブームですかね?

設定が好き、登場人物が好き、物語が好きなど好きポイントはたくさんあるのですが、
ここ最近は特に「心に響く言葉」がここにはあるから好きなんだと思っています。
これはダ・ヴィンチ9月号でも言われてて、
<ライトノベルの中で見つけた「今ほしい言葉、必要な言葉」>となっています。

私が内定をいただいた企業さんを回ってた頃、寝る前や新幹線の中でいつもこの「まるマ」シリーズを読んでいました。
時には楽しい気分にさせてくれたり、時にはシリアスな問題にぶちあたって悩んだり。
私的には就職活動中読むには最適だったかなと思っています。
あんまり暗くなりすぎないし、かと言って調子いいばかりの軽い話じゃなくまじめなお話だという点で。

最終面接の前日の晩、本当にどうしようもなく緊張していて眠れずにいる中、
ずっとずっと頭ん中で明日の最終面接のことばかり考えていました。
どうしよう…東京まで行ってあかんかったじゃあシャレならんし…
でも自分が受かるともどうしても思えない。
今までだって面接でうまくいった試しがないんやし…
でも…
とぐるぐるエンドレスに考え込んでしまっていた時。
ふと、ある一文が頭をよぎりました。

祈ったことがかなうのは、それを強く固く誓う者が、恐れと諦めを超えたとき。
望んだ姿になれるのは、そうありたいと心から願う者が、信じて力を尽くすとき。


私はこの言葉のおかげで、不安や恐怖、諦めを振り切りました。
落ちるとか不合格とかはどうでもいいんだ、
ただ自分がこの会社をどれだけ愛してて
ただ自分がこの会社でどれだけ働きたいという意思を持っているかを全力で伝えれれば、
私はそれだけでいいんだ!
そう思い、私は社長に思いをぶつけてきました。
面接が終わった後、結果がどうであれ本当に清々しい気分でした。
私は本当にこの言葉に救われました。
結果内定をいただいたことにより、よりこの言葉に感謝しています。

ダ・ヴィンチ9月号の中には、

別離は突然訪れる。
準備も覚悟も、許されない。


という、この言葉が載っていました。
あぁこれも読んでた時どきっとした言葉やったなぁと思いました。
あと、何事も5つ数えてから行動しろという言葉も印象深いです。
教訓っぽく、常に心に留めています。
本当にいいの?ちょっと冷静になろうよ。
みたいな感じでしょうか?
実はこの9月号に作者の喬林知さんのインタビューが載ってるのを密かに期待してたのですが
残念ながら載っておらず。残念…。

でもこのダ・ヴィンチ9月号を読んで思ったのですが
食わず嫌いは損だなということ。
こんなに素敵な言葉があったり考えさせられる問題を孕んでたり勇気付けられるものがあるのに、自分には別世界のものだからと言って読んでないのがもったいなくて。
ライトノベル、ぜひ読んで欲しいと思います。
ここで大切な何かに出会えるかもしれません★
by hamamoto-nobuo | 2005-08-07 00:10 |